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2024年9月25日
今年度におけるコロナワクチンとインフルエンザワクチンに関するお知らせ
今年度におけるコロナワクチンとインフルエンザワクチンに関するお知らせ

ご存知の通り今季からコロナ感染症が2類から5類の扱いとなったため、インフルエンザワクチンと同様の扱いとなりました。

10月1日より全国一斉にコロナワクチンとインフルエンザワクチンの定期接種(いずれのワクチンも65歳以上の方のみ助成対象者です)が開始されます。65歳未満の方々も希望すれば任意接種として打つことは可能ですが、費用は全額自己負担となります。


定期接種に関しましては各自治体ごとに若干自己負担額が変わりますので各人ご確認ください。(例えば四街道市であればインフルエンザワクチンは自己負担1800円、コロナワクチンであれば3700円)


千葉県内は相互乗入れしている為、県内全ての助成券が当クリニックにおいて利用できます。


65歳未満の助成対象に該当しない方々は任意接種としてインフルエンザワクチンは例年通りお1人4000円で、コロナの最新ワクチンは13800円で提供させて頂きます。原価が極めて高額のワクチンですので、当院としましては最大限の企業努力をさせて頂きました。
例年通り当院には両ワクチンとも潤沢に供給される予定ですので、事前の予約は一切不要です。助成券をお持ちの方はいつでもご希望のタイミングでご来院ください。

 


 

(補足事項:もっと詳しく知りたい方々へ)
コロナワクチンに関しては既存の外資系の mRNA ワクチン(ファイザー製、モデルナ製)に加え、今回より新たに国産ワクチン3種類がラインナップに加わりました。ただし D 社とM 社のワクチンは国内生産という意味では国産ワクチンですが、製造方法が従来の mRNA ワクチンと同じですので目新しいものではありません。

一方で武田製薬からはインフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチンと同様の製造方法の『不活化ワクチン』として新しいワクチン(ヌバキソビット)がラインナップに加わりました。一般的に不活化ワクチンはその副反応が軽微であることは皆様も経験則として体感されていると思われます。コロナ禍において、当クリニックは長らく mRNA ワクチンを繰り返し提供して参りましたが、単一ワクチンを複数回接種しているうちに発熱などの副反応が増強し もうこれ以上は追加接種したくないわとドロップアウトされた患者さんも少なくありません。

より副反応の少ない安全性の高い国産ワクチンを希望される方が多く、そのニーズに応えるべく今季は武田製薬さんのヌバキソビット1本に絞って接種する判断に至りました。海外のワクチンと異なり治験も我々東洋人で殆ど行われている為人種間による差異も海外のワクチンほど多くないと思われます。


コロナウイルスは今なお変異と進化を繰り返し、我々人類が英知を結集して構築したコロナワクチンという防衛網を容易くかいくぐってきます。必然的に我々も薬理作用の異なる複数種のワクチンを接種することでより多面的・複層的な強固な免疫という名の防御壁を構築することが肝要と思われます。


最後に、よく受ける質問ですがコロナワクチンとインフルエンザワクチンの同時接種は医学的には可能です。

mRNAワクチンとインフルエンザワクチン(不活化ワクチン)の同時接種はエビデンスが出たので既に安全性が担保され容認されています。今回当クリニックが採用した国産ワクチンヌバキソビットは先述したとおり不活化ワクチンであり、インフルエンザワクチンも同じく不活化ワクチンであり、そもそも昔から不活化ワクチン同士の同時接種は容認されておりました。しかしながら今季においては当クリニックは両ワクチンの同時接種を推奨しておりません。以下にその理由を述べます。


現在夏からコロナウイルスは感染が広がっており現在進行形で収束の兆しが見えません。私どもが7回目に打った当時の最新ワクチンオミクロン株XBB1.5の抗体も早一年経過し失われつつあり、現時点でオミクロン株の変異が進みJN1→KP3と変容したことからワクチンの効き目が及ばず感染流行を許しています。10月から導入される最新ワクチンはJN1株に対応できるものでなるべくなら国民の皆様の多くが早急に打たれるのがよろしいかと思われます。

一方でインフルエンザウイルスは未だ流行の兆候はなく、例年通り12月以降の流行が予想されます。仮に10月早々に現時点で流行していないインフルエンザワクチンを先走って接種しても抗体獲得に2週間、その後4〜5ヶ月の抗体保持期間を経て効能が減衰することを考えると万一インフルエンザの流行が3月〜4月にずれ込むようなケースになった場合抗体切れの憂き目にあいます。従って今季に限ってはまずは流行の渦中にあるコロナワクチンを10月中に済ませ、しかる後11月中旬〜下旬までぐらいの間にインフルエンザワクチンを接種されるのが最も合理的かと思われます。ワクチンを最適なタイミングで接種し、完全無欠の免疫ボディでウィルスを撃退しましょう!


   
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